新三河タイムス社

愛知県豊田市にある新聞社。豊田市、みよし市の情報を発信。

わが街わが人~職人~

旬の食材にこだわり食通唸らす
商議所東、和食店「立花」店主 今井俊明さん


20140501わが街わが人

「たまたま入った道だったが、のめりこんでしまった。料理は形あるものではなく食べてしまったら終わりだが、奥深い」。豊田商工会議所の近くにある和食店、四季の宴「立花」の店主で料理人、今井俊明さん(53)=小坂本町。
 富山市出身。地元料亭で2年間修行した後、名古屋市の老舗料亭「か茂免」のほか、日本料理店で約15年間勤務。その後料理長として岡崎市の「割烹清水」をはじめ刈谷、名古屋市などで約20年勤めた。「初めの修行先が日本料理だった。都会の大きな料亭でやりたいと思っていた時、偶然名古屋市の料亭から話があった」と愛知県に移り住んだ。
 父は富山の薬売り。料理とはまったく縁のない家庭環境で育ち「初めはリンゴの皮もむけなかった」と笑う。「豊田には日本料理らしい店がなく、接待で使える店が少ない」と別の和食店だった築30年の現店舗に3年半前自身の店を構えた。
 お客さんが笑顔で美味しいと言ってくれた時にやりがいを感じる一方、来客数に波があり「宴会が少なく、接待時季を外すとお客さんが少ない。店づくりから4年目でまだ手探り状態。敷居が高いと言われるので、なるべく外したいと、単品メニューを多くしている」と工夫を凝らす。
 メニューは熊本県産の馬料理や種類が豊富で美味しい富山直送の旬の魚を使った料理のほか、海老しんじょうやだし巻き玉子、西京焼きなど約100種。スッポン、冬季限定のトラフグ、今月中旬からは旬のハモを使った料理もお目見え。「豊田は山が多く種類が豊富」と山菜は市内の農協で購入するなどすべての食材にこだわる。試しに作った辛子レンコンやカニクリームコロッケもお客から美味しいと評判で「定番メニューになった」と笑う。
 昨年から消費税でなく、材料費が上がった。
【瓜生】

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