新三河タイムス社

愛知県豊田市にある新聞社。豊田市、みよし市の情報を発信。

わが街わが人~夢~

踊り通じて“価値”発信
おいでん出場20年 宮本真宏さん
20130606わが街わが人
 豊田の夏の風物詩「おいでんまつり」に出場し続け今年で節目の20周年を迎える宮本真宏さん(35)=知立市新林町。豊田出身で豊田をこよなく愛す。
 高校1年(豊田北高)の時に友人数人と初めて出場したのがきっかけ。「ダンスはやるもの。とにかく面白かった」と振り返る。
 「オリジナルの踊りを考える」をコンセプトに2年目から振付を担当。「続けていくともっといいものを創りたいとバレエやミュージカルを見に行って創作した」と目覚めた。その後「Oーteam」を設立、毎年同チームが踊り、衣装とも風物詩になるまでに育てた。当時からのメンバーも宮本さんだけになり、「お客さんが見てくれて喜んでくれるのが嬉しい」と笑う。
 「Oーteamとしては今年で解散するつもり」と切り出した。節目の年だが、「名前のイメージが強くなり過ぎた。自分の中で一度取っ払って新しく何かやりたい。その方が面白いものができるはず」と話す。
 昨年から観客がほとんどいないルートが加えられ、ルートを抽選で決めることに改定されたのも理由の1つだ。1曲の振り付けを作るのに1ヵ月半費やす。審査されなくても観客の前で踊りたいと20人のメンバーと真剣に練習に励む。
 「人前で踊ることに関してはハードルを高く置いている」と宮本さん。他チームから教えて欲しいと依頼された時、かなり厳しく指導し「総スカンを食らった」と笑う。「舞台に上がるのに頑張らない人を見ると厳しくしてしまう」と常に観客の視線に身を置く。
 マイケル・ジャクソン専門のパフォーマンスチーム「DOM」の代表も務める。10年に結成し、メンバーは正規6人、研修生4人。公演は町のお祭りから結婚式、幼稚園の謝恩会などと幅広く、年間40回に上る。23日には駅前で街中の通行人に見せかけたダンサーたちが一斉にマイケルになって踊り出すイベント「豊田でビレー」を行う予定。現在参加者を募集中だ。
 「依頼がなくなったりメンバーが辞めていいと言わない限り踊り続ける。続けることで価値のあるものを創り、地元豊田から発信する中心にいたい」。想いは熱い。
【瓜生佐由紀】

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