新三河タイムス社

愛知県豊田市にある新聞社。豊田市、みよし市の情報を発信。

わが街わが人~夢~

考えてもらえる作品を
地元拠点に活動 個人演劇ユニット 図師久美子さん


20140807わが街我が人

 「最近嬉しかったのは観客から挑戦している姿が伝わったと言われた時」。豊田市を拠点に活動する演劇個人ユニット「図ニノルズ」で出演、脚本、演出全てを担当する図師久美子さん(38)=宮上町=は演劇で得られる喜びを露わにする。
 小学生のころ、先生から歌と芝居を褒められたのが興味を持ったきっかけ。「歌が得意で学芸会で1人で歌う場面があった。褒められたことがなく衝撃だった。先生に将来演劇の道に進みなさい」と勧められた。その後多忙な日々が続くが、子育てが一段落した4年前、とよた演劇アカデミー3期生に応募。「何がやりたいか考えた時に最初に浮かんだのが舞台」と振り返る。
 修了後、3期生で「劇団3-SUN」を結成。豊田市の演劇大会「短編演劇バトルT-1」に出場した。「台本を書ける人が多く台本を選ぶ形で役者も多く、やりたいことをやるには抜けないとダメだと思った」。2012年に旗揚げした。
 「T-1」では1昨年が準優勝、昨年は優勝、今年は3位。「演劇に取りつかれているが台本が書けず苦労する」。芝居に生かそうと文章や絵画、音楽鑑賞に努め、どんな形になるか想像するが「中々出てこない」と苦笑。台本ができないと練習、自分が伝えたいことも時間が減少。作品ごとにスタッフ、役者を集めるが「T-1では同メンバーになる。気心が知れているので言い合いになるが気付かなかった意見をくれる。プラスに捉えている」と語る。
 作品でこだわるのは役者の見せ場を作ること。「分かりやすい作品にしたくない。お客さんが考えてもらえる内容に」。出演者にも高レベルを要求。「さらなる高みを目指したいので前と同じことはしない。毎年難しいと言われるが、踏み台にしてほしい」と訴える。
 地元豊田市出身。マクドナルドで約6年間勤務後、名古屋市の病院で外来クラークを1年勤め、結婚を機に退職。現在は子育ての傍ら派遣で働きつつ演劇を続ける多忙な日々。「将来の夢は思い当たらないが、それを探し、そのために演劇を続けている。自分の頭で考えられない世界を目標にしているのではないか…」。これからも挑戦者であり続ける。
【瓜生】

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コメント


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文化、サブカルチャー、ライフスタイル

こんばんわ。
新三河日報さんの、企画コラム。
いいですね♪

理系ですが、演劇や美術にも興味あります。

新聞のいいとこは、
「街の噂、評判」を掘り下げるとこ。
「コレ、いいよ♪
 見てみてよ。楽しいから♪」
って、雑誌感覚な一面があるから。

事実をつなげただけじゃ、
「物語」が浮き上がらない。
点を羅列しても、リアルな現実は切り取れない。

そこは、
新聞も、演劇も、音楽も、
ホビーや雑談も、似てるかと。


「時代→→今の気分」
ソーシャルなど、電子メディアが隆盛になろうと、
「生感覚、ライブ」をつかみとるには、
目利きが必要です。

その積み重ねが、ファンを生み、育て、
文化(狭義の)、サブカルチャー、ライフスタイルにつながるかと。


楽しい、オモシロイも大切だけど、
「明日の種まき」が、教養や感性。
「リベラルアート(教養)」として、報道記事とともに、カルチャーの紹介をヨロシク♪

(図師さんのファンです)


個人的には、
多層的に編み込まれた知恵や知識こそが、
「活きた発想と、人間関係を豊かにする」と感じてます。

三河の息吹を、全世界へ。
今後の発展を、楽しみにします。
(英訳して、コラム配信されては?)

西田 | URL | 2014-08-13(Wed)01:47 [編集]


ありがとうございます

西田さま

コメントありがとうございます。
今まで送り手はメディアに限られていましたが、誰もが送り手になれるネット社会。情報は送れるようになりました。

たた、新聞にはこれまでの蓄積があり、専門家としての目利きで複眼的というか、複層的に見れると思っています。

これからもよろしくお願いします。

編集長 | URL | 2014-08-19(Tue)15:29 [編集]