新三河タイムス社

愛知県豊田市にある新聞社。豊田市、みよし市の情報を発信。

新三河タイムス第4485号(2013/06/27発行)

愛知みずほ大撤退 跡地活用策見い出せず
豊田市「経済的影響少ない」
 来年3月までに撤退する学校法人・瀬木学園が運営する愛知みずほ大学(名古屋市瑞穂区、瀬木和子理事長)豊田学舎(平戸橋町)の跡地利用について豊田市は「市街地調整区域であることや、市の土地利用方針を踏まえ、適切な形で土地利用されるよう大学側からの協議には応じたい」と述べ、現時点では未定であるとした。豊田市議会6月定例会で木本文也議員の質問に答えた。市では「学生数164人と少人数で撤退に伴う経済的影響は少ない」と判断している。
20130627kimoto.jpg(写真:木本文也議員)
 同大は1993年開校、平戸橋町の約7万平方㍍の敷地に2棟の講義棟、体育館、図書館、グランド、テニスコートなどを備えた「豊田キャンパス」(人間科学部、定員100人)として設置。
 当初は順調だったが、少子化の影響などでここ数年は定員を割り、赤字も数億円にのぼり、10年8月に学園理事会で経営改善検討委員会の設置を決め、学外を含む関係者16委員が検討してきた。
 さらに同学園は法人が運営している学校全体の施設整備計画などについて検討するため12年2月に「施設等整備計画推進委員会」を設置。検討事項の中に豊田学舎の取り扱いや、移転した場合の跡地の活用策も含まれていたことから、法人からの要請に基づき、市も参加。「跡地活用案に対し、この地域に関する土地利用規制や市としての土地利用上の位置づけなどに基づき地元自治体としての意見を述べてきた」(同市)
 同大では12、13年度の学生募集で名古屋と豊田学舎のいずれれでも選択ができるシステムを取り入れたところ、2カ年とも名古屋を希望する学生が圧倒的だった。
 市としては広大な面積のため撤退後に放置されることで防災・防犯、自然環境上も好ましくないと認識。「今年度スタートした第7次総合計画の後期実践計画の事業を踏まえ市としても公共利用の可能性について検討は進めてきたが、有効な跡地活用策を見い出すに至らなかった」(同市)
 宅地開発の可能性については市街化を抑制する市街化調整区域であるため、都市計画法に基づく立地基準に適合しなければ開発を行うことはできないため、地区計画として都市計画することが求められる。現状未定なままのため市では「開発位置や面積、緑地などの具体的な土地利用計画を確認した上で市の『市街化調整区域内地区計画指針』に照らし合わせた上で可否について判断したい」との見解を示した。
 豊田市内では20年前の93年には団塊世代の増加で大学7校があったが、98年度には愛知学泉女子短大が撤退。その後、05年度には日赤豊田看護大が開校。12年度に桜花学園大の撤退で現在は6校。学生数は93年に1万3000人いた学生数も07年の1万7000人でピークを迎え、今年度は1万2400人まで減っている。
【後藤真一】


松平観光協会
元産業部長 協賛事業後押し

新会長に伊藤喜代司氏
20130627松平観光協会
 豊田市松平地区の旅館や商店などでつくる松平観光協会(会員45人)の新会長に元豊田市産業部長で現同市体育協会常務理事の伊藤喜代司氏(65)=石楠町=が就いた。19日に坂上町の「大澤館」であった第20回通常総会で決定した。任期は2年。元市幹部の伊藤氏の手腕に注目が集まる。
 会長交代は4年ぶり。これまで途中6年を除く14年間にわたって元豊田市議の中根大氏が務めていたが、昨年目標としていた事務所設立が実現したため、新陳代謝を図った。「常勤職員を1人配置しPR活動が飛躍的に拡大した。会長交代で組織の活性化も期待したい」(中根氏)
 総会には原田勇司市議や青木正道松平支所長らが来賓出席した。会員を前に伊藤会長は「形だけの協会ではなく、会員それぞれに恩恵があるよう努力したい」とあいさつ。実行委員会を中心に協賛依頼していた「天下祭」(2月)ほか、各事業を観光協会として後押しすると約束した。
 併せて今年度の事業計画と予算案も発表した。予算は昨年度並みの約490万円。うち市補助金は350万円。
 事業は例年通り金魚花火で知られる「巴川夏祭り」(8月11日)や「月見の会」(9月)を開催。同地最大の観光資源「松平郷」をはじめ、大滝渓谷や巴川、松平やななど自然環境を活かした新規事業を検討する。
 また、広報活動にも力を入れる。昨年度からインターネットを活用してイベント情報や観光地の状況をタイムリーに発信。6月現在のアクセス数は日に260件を超えるという。更に今年度からは新商品やセール案内など会員情報を掲載する予定。
 合併町村の観光施設を運営する会社トップには元市幹部が就いているが、観光に関連する産業部長OBは伊藤氏だけ。地元だけでなく各観光協会関係者からも熱い視線が注がれている。
【九郎田宏之】


竹之内元婦人バレー会長率いる
「豊中」初の全国 目指すは優勝

 「ママさんバレーボール大会」県予選で豊田市代表の「豊中」が初優勝。竹之内真知子監督は同市婦人バレーボール協会の元会長として全国へ何度も引率してきたが、監督としては初。「自分のチームが全国へという念願が叶った。頭は全国優勝しかない」と闘志をみなぎらせる。 20130627ママさんバレー
 創部39年目。市内各チームの混成のクラブチームで現メンバーになって9年目。豊田の中央をイメージして『豊中』と名付けた。「働く女性が多く、家庭と仕事の両立に励みながらPTAや地域づくりにも積極的にかかわるなど前向きな人たちが多い」と竹之内監督。
 西三河予選(刈谷市体育館)の4試合をいずれもストレート勝ちするなど圧倒的な力の差を見せつけて優勝した同チーム。県予選(2日、岡崎市体育館)準決勝でフルセットにもつれる苦戦をしながらも、決勝ではストレート勝ちし初優勝した。
 安井知栄主将(40)=小川町=は「優勝候補と言われ、相手チームは研究してきた。準決勝の豊橋のチームは前3人が170㌢以上。全国出場へのプレッシャーで体が動かなかった。だが我々の拾ってつなぐ粘りのバレーが出せれ、優勝できてうれしい」と喜ぶ。
 地元から家族も含め約70人が応援に駆けつけた。団長を筆頭にワンプレーごとにかける統率のとれた応援は全日本級。他にない応援で圧倒し、会場の雰囲気までつかんだ。「ホームでやっている感じで選手、関係者が一体となってつかんだ勝利。嬉しさを通り過ぎておかしくなりそう。覚えてない」と喜びを露わにする。
 竹ノ内さんだけでなく、安井さんにとっても初めて。日ごろは夫や子どもの協力で好きなバレーができていると感謝する。「以前別の東海予選で骨折し、本大会には出れなかった。初の全国、それも主将としてチームと喜びを分かち合うため必ず優勝旗を豊田の地に持って帰りたい」と意気込む。
 全国大会は8月2日から4日間の日程でさいたま市体育館で開かれる。
【後藤真一】


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ケノーベル エージェント 2013-06-28 (Fri) 08:52