新三河タイムス社

愛知県豊田市にある新聞社。豊田市、みよし市の情報を発信。

わが街わが人~若者~

海外に目を向け視野広く
スポーツ交流事業 市民で初の独派遣 白石知聖さん


20141009わが街わが人

8月初めから18日間、日本体育会の「第41回日独スポーツ少年団同時交流事業」でドイツを訪れた愛知教育大1年白石知聖さん(18)=上原町。「男の子はサッカー好きで暇さえあればやっていた。滞在中現地のスポーツ少年団員とバレーやバトミントンなどを一緒にやったが、どれも上手い。日本よりスポーツしやすい環境が整っていて生活に根付き盛んだと感じた」。自身の体験を熱く語る。
 豊田市スポーツ少年団の豊田剣友会で剣道の指導者・競技者として活動を続け、市民として初の派遣者に選ばれた。「高校のころ先生に誘われ、自分の中で行きたい気持ちが強くなった。受験が終わったので応募した」と渡独切符を手にした。
 父が剣道をしていたことから梅坪台中の部活動で始めた。「剣道は練習して実際に自分が技術を身につけられるのが魅力」と語る。
 ドイツでは最初と最後の各3日間は日本団125人で、残りは愛知、岐阜、三重から派遣された東海グループ10人で活動した。2つの村の両家庭にホームステイしながら乗馬、射撃、アーチェリー、サッカーなどのスポーツ交流や洞窟や城、修道院などを見学するなど充実した日々を過ごした。「料理などドイツ的な生活にふれられた。風呂は朝に入るのが習慣。夜入ろうとして驚かれた。食事も初めは苦手意識があったが、生活するうちに美味しく感じた。実際行ってみてよかった」と笑顔で話す。さよならパーティーでは日本団員が民謡や空手などを披露。「日本の文化を伝えることも大切と思った」。グループのほか9人は高校生。「年齢など関係なくふれ合え嬉しかった。日本人内でも新たに交流が生まれた」と瞳を輝かす。
 愛教大付属高卒業後、不登校に興味があり、心理面から学びたいと大学に通う。「将来は小学校の先生になるのが夢。体験を生かし、さまざまな国に目を向けるよう子どもたちに伝えられる先生になりたい。豊田市は外国人の子どもも多い。各国を知ることは大切。広い視野で学んでほしい」
 言葉の違いでコミュニケーションを取るのに苦労。「もっと英語力があれば有意義だった」と笑う。 
 【瓜生】

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