
豊田遊技防犯組合 岡田組合長2期目で意欲
「安心を」キャラ作成しPR
6月21日から3日間を期間に今年から「あいちパチンコ・パチスロファン感謝デー」が開かれた。豊田市を見ていると、ここ数年大型店の出店などで好景気に沸いていると見られがちだが、経産省の「余暇白書」でよると、昨年1年間で300万人も利用者が減少。豊田遊技業防犯組合の岡田訓和組合長(35)=マルマン常務=は「最も身近で昔からある大衆娯楽としてのパチンコの楽しさを取り戻すと共に社会的な地位をあげていきたい」と抱負を語る。
胸を張って言える業界へ

震災以降 法人、利用者減は深刻
‐初めて感謝デーを開催したのはなぜ。
「バブル時代のピーク時は年間3000万人いた利用者も震災後、1000万人にまで減少した。これまでも全国イベントはあったが、県独自で盛り上げていこうと始めた」
‐組合の事業は。
「我々の事業は監督官庁の許可事業。豊田・足助署とのパイプ役として、『業界としてどうすべきか』を陳情するのが主な役割。全国や県の組合での決定事項を連絡し、組合としてこうしたいと県から全国へ訴えることもしている。また年1回暴力追放運動に協力して刑事課や交通安全課、生活安全課などと意見交換している」
‐豊田地区を見ていると活気を呈しているように映るが。
「遊技機の設置台数は全国で450万台でぼぼ横ばいだが、法人・店舗数、利用者数は減少。大型店は増え、小型店が閉鎖される弱肉強食時代に入った。ヘビーユーザーである自動車関連に勤める男性労働者が多いことから周囲からはよく見え、大手が『土地があれば進出したい』と虎視眈々と狙っているが、今やそんな時代ではない」
‐どう利用者を増やす。
「業界自体がハイリスク・ハイリターン化。ついていけないヘビーユーザーが減少した。それを取り戻しそうと人気アイドルやアニメなどのキャラクターの機種を投入することで間口を広げるようにしている」
‐組合長としての目標は。
「勉強だった1期目を終え、2期目に入り、防犯に力を入れたいと思った。そこで新たに『安心』と『親しみやすさ』を感じてもらおうとキャラクターと幟を作成した。すでに各店で設置。社会貢献活動と連させ認知度を高めたい。また、パチンコ屋にある怖い、入りずらいイメージを払拭したい。業界にかかわる人が胸を張ってパチンコ業界で働いていると言える業界を目指したい。特にホテル業界で勤めるとマナーが身につくと言われているが、この業界で働くと、あいさつや返事ができるなど人間的にも成長できる業界と言ってもらえるよう地位を高めたい」
【後藤真一】
清水豊田森林組合長 古本、中村議員に訴える
トヨタホーム 国産材使って

商工会議所や農協と並ぶ地域経済団体である豊田森林組合(清水元久組合長、組合員8548人)は23日昼、足助町の組合本所で第8回通常総会を開いた。
古本伸一郎、八木哲也衆院議員や太田稔彦豊田市長をはじめ、地元県議、市議長らが来賓出席。清水組合長(65)=元下山村長、前豊田市議=は「7つの組合が合併して8年が過ぎた。当時は厳しい経営だったと聞いているが、少しずつ合併の効果が上がり、国や県の事業によって成果が出てきた」て手応えを述べた。
また、木材の国内自給率を10年間で50%に引き上げるという国の方針にふれ「国の政策で昭和39年に木材の関税が撤廃され、木材自給率が98%から18%に激減した。その一方で国の政策で自動車や家電産業は大きく伸びた。当時の貸しを我々に返してもらいたい。トヨタ系のトヨタホームも、パナソニック系のパナホームも国産材を大いに使ってほしい。林業関係者は謙虚すぎる、もっと声をあげないとダメだ」といつも温厚な清水さんらしからぬ表情で訴えた。
それを受け古本代議士は「政権担当時代に山林相続の特別減税を実施したが、国産材への優遇策は打てていない。現場で汗して働く貴重な意見として八木先生と共に協力していきたい」と述べた。
同組合は昨年度新役員の下、理事会の下部組織として3委員会を設け、専門的に競技することで時代に対応した組織体へいへと強化。人材育成では森林施業プランナーの認定、それに伴う研修受講などを行った。
【後藤真一】
高校野球 愛知大会
甲子園で校歌 選手の夢実現へ
豊田西高13日初戦 父母会が全力サポート約束
夏の甲子園の切符を目指し戦う「第95回全国高校野球選手権記念愛知県大会」が6日、開幕する。190校から189チームが出場。豊田市内では昨年ベスト4まで進出した豊田西高が13日、刈谷球場で富田高を相手に初戦を迎える。選手たちが最終調整に入る中、父母会も応援のため気持ちをひとつにする。
父母会は選手の親たちでつくる。練習試合や公式戦での応援を中心に、選手の身の回りの雑用もこなすなど陰でチームを支えてきた。
会長の生田元喜さん(50)=碧南市=は「3年間で培ってきたものをすべて出してくれれば。グラウンドとベンチ、スタンドが一体となって最後は皆で感動したい」と期待を寄せる。
古和田雅章監督が就任して3年。今年の選手は一から鍛えた〝教え子〟だ。プレー面だけでなく、野球に向き合う姿勢まで特に選手の自主性を促した。
生田さん自身に野球経験がないため、技術的なことは分からないというが「人をつくるのが監督の指導法。随所で心の成長を感じる」と目を細める。
昨年とは違い今年はノーシード。最大8試合を戦う。勝ち進めば、4回戦で昨年敗れた因縁の愛工大名電高とぶつかる可能性も。「個人が役割を自覚しているし、気負いもない。勝機は必ずある」。父母会も対戦を望む。
今年は昨年に比べ、選手個人の力は落ちるものの「結束力は抜群」と太鼓判を押す。生田会長は「私たちは応援しかできないが、甲子園で校歌を歌うという選手たちの夢を叶えさせてやりたい」と全力でのサポートを約束する。
【九郎田宏之】
みよし商工会 アイドルグループ始動
メンバー決定 13-21歳の女性9人
」
みよし商工会(鳥居鐐一会長)が募集していたご当地アイドルグループ「(仮称)みよし市PR隊」のメンバーがこのほど決まった。全員が同市在住で高校生4人を中心に13‐21歳の女性9人。11月にさんさんの郷である「産業フェスタ」でのデビューを目指す。商工会がアイドルグループをプロデュースするのは県内初の試み。
商工会では5月末までメンバーを募集。12人の応募から9人を採用した。うち3人は中学生のため研修生扱いにする。ダンス経験者をはじめ、アイドル好き、舞台女優を目指している子などさまざまな女性が集まった。
メンバーは市内外のイベントに出演し、踊りや歌を披露する。すでに楽曲と振り付けは完成し、終末を中心に練習をしていく予定。市内の音楽教師に発声、ダンスは豊田市の教室から指導を受ける。
30日には市文化センター・サンアート(三好町)で2回目の練習をし、鳥居会長が激励に訪れた。真剣な表情で汗を流すメンバーを前に鳥居会長は「元気に明るくみよしを宣伝してほしい」と声をかけた。
今後は正式なグループ名を公募する。併せてCDやタオルなどのグッズ販売も模索していくという。
【九郎田宏之】
※その他記事については紙面にてご覧ください。

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「安心を」キャラ作成しPR
6月21日から3日間を期間に今年から「あいちパチンコ・パチスロファン感謝デー」が開かれた。豊田市を見ていると、ここ数年大型店の出店などで好景気に沸いていると見られがちだが、経産省の「余暇白書」でよると、昨年1年間で300万人も利用者が減少。豊田遊技業防犯組合の岡田訓和組合長(35)=マルマン常務=は「最も身近で昔からある大衆娯楽としてのパチンコの楽しさを取り戻すと共に社会的な地位をあげていきたい」と抱負を語る。
胸を張って言える業界へ

震災以降 法人、利用者減は深刻
‐初めて感謝デーを開催したのはなぜ。
「バブル時代のピーク時は年間3000万人いた利用者も震災後、1000万人にまで減少した。これまでも全国イベントはあったが、県独自で盛り上げていこうと始めた」
‐組合の事業は。
「我々の事業は監督官庁の許可事業。豊田・足助署とのパイプ役として、『業界としてどうすべきか』を陳情するのが主な役割。全国や県の組合での決定事項を連絡し、組合としてこうしたいと県から全国へ訴えることもしている。また年1回暴力追放運動に協力して刑事課や交通安全課、生活安全課などと意見交換している」
‐豊田地区を見ていると活気を呈しているように映るが。
「遊技機の設置台数は全国で450万台でぼぼ横ばいだが、法人・店舗数、利用者数は減少。大型店は増え、小型店が閉鎖される弱肉強食時代に入った。ヘビーユーザーである自動車関連に勤める男性労働者が多いことから周囲からはよく見え、大手が『土地があれば進出したい』と虎視眈々と狙っているが、今やそんな時代ではない」
‐どう利用者を増やす。
「業界自体がハイリスク・ハイリターン化。ついていけないヘビーユーザーが減少した。それを取り戻しそうと人気アイドルやアニメなどのキャラクターの機種を投入することで間口を広げるようにしている」
‐組合長としての目標は。
「勉強だった1期目を終え、2期目に入り、防犯に力を入れたいと思った。そこで新たに『安心』と『親しみやすさ』を感じてもらおうとキャラクターと幟を作成した。すでに各店で設置。社会貢献活動と連させ認知度を高めたい。また、パチンコ屋にある怖い、入りずらいイメージを払拭したい。業界にかかわる人が胸を張ってパチンコ業界で働いていると言える業界を目指したい。特にホテル業界で勤めるとマナーが身につくと言われているが、この業界で働くと、あいさつや返事ができるなど人間的にも成長できる業界と言ってもらえるよう地位を高めたい」
【後藤真一】
清水豊田森林組合長 古本、中村議員に訴える
トヨタホーム 国産材使って

商工会議所や農協と並ぶ地域経済団体である豊田森林組合(清水元久組合長、組合員8548人)は23日昼、足助町の組合本所で第8回通常総会を開いた。
古本伸一郎、八木哲也衆院議員や太田稔彦豊田市長をはじめ、地元県議、市議長らが来賓出席。清水組合長(65)=元下山村長、前豊田市議=は「7つの組合が合併して8年が過ぎた。当時は厳しい経営だったと聞いているが、少しずつ合併の効果が上がり、国や県の事業によって成果が出てきた」て手応えを述べた。
また、木材の国内自給率を10年間で50%に引き上げるという国の方針にふれ「国の政策で昭和39年に木材の関税が撤廃され、木材自給率が98%から18%に激減した。その一方で国の政策で自動車や家電産業は大きく伸びた。当時の貸しを我々に返してもらいたい。トヨタ系のトヨタホームも、パナソニック系のパナホームも国産材を大いに使ってほしい。林業関係者は謙虚すぎる、もっと声をあげないとダメだ」といつも温厚な清水さんらしからぬ表情で訴えた。
それを受け古本代議士は「政権担当時代に山林相続の特別減税を実施したが、国産材への優遇策は打てていない。現場で汗して働く貴重な意見として八木先生と共に協力していきたい」と述べた。
同組合は昨年度新役員の下、理事会の下部組織として3委員会を設け、専門的に競技することで時代に対応した組織体へいへと強化。人材育成では森林施業プランナーの認定、それに伴う研修受講などを行った。
【後藤真一】
高校野球 愛知大会
甲子園で校歌 選手の夢実現へ
豊田西高13日初戦 父母会が全力サポート約束
夏の甲子園の切符を目指し戦う「第95回全国高校野球選手権記念愛知県大会」が6日、開幕する。190校から189チームが出場。豊田市内では昨年ベスト4まで進出した豊田西高が13日、刈谷球場で富田高を相手に初戦を迎える。選手たちが最終調整に入る中、父母会も応援のため気持ちをひとつにする。
父母会は選手の親たちでつくる。練習試合や公式戦での応援を中心に、選手の身の回りの雑用もこなすなど陰でチームを支えてきた。
会長の生田元喜さん(50)=碧南市=は「3年間で培ってきたものをすべて出してくれれば。グラウンドとベンチ、スタンドが一体となって最後は皆で感動したい」と期待を寄せる。
古和田雅章監督が就任して3年。今年の選手は一から鍛えた〝教え子〟だ。プレー面だけでなく、野球に向き合う姿勢まで特に選手の自主性を促した。
生田さん自身に野球経験がないため、技術的なことは分からないというが「人をつくるのが監督の指導法。随所で心の成長を感じる」と目を細める。
昨年とは違い今年はノーシード。最大8試合を戦う。勝ち進めば、4回戦で昨年敗れた因縁の愛工大名電高とぶつかる可能性も。「個人が役割を自覚しているし、気負いもない。勝機は必ずある」。父母会も対戦を望む。
今年は昨年に比べ、選手個人の力は落ちるものの「結束力は抜群」と太鼓判を押す。生田会長は「私たちは応援しかできないが、甲子園で校歌を歌うという選手たちの夢を叶えさせてやりたい」と全力でのサポートを約束する。
【九郎田宏之】
みよし商工会 アイドルグループ始動
メンバー決定 13-21歳の女性9人
」

みよし商工会(鳥居鐐一会長)が募集していたご当地アイドルグループ「(仮称)みよし市PR隊」のメンバーがこのほど決まった。全員が同市在住で高校生4人を中心に13‐21歳の女性9人。11月にさんさんの郷である「産業フェスタ」でのデビューを目指す。商工会がアイドルグループをプロデュースするのは県内初の試み。
商工会では5月末までメンバーを募集。12人の応募から9人を採用した。うち3人は中学生のため研修生扱いにする。ダンス経験者をはじめ、アイドル好き、舞台女優を目指している子などさまざまな女性が集まった。
メンバーは市内外のイベントに出演し、踊りや歌を披露する。すでに楽曲と振り付けは完成し、終末を中心に練習をしていく予定。市内の音楽教師に発声、ダンスは豊田市の教室から指導を受ける。
30日には市文化センター・サンアート(三好町)で2回目の練習をし、鳥居会長が激励に訪れた。真剣な表情で汗を流すメンバーを前に鳥居会長は「元気に明るくみよしを宣伝してほしい」と声をかけた。
今後は正式なグループ名を公募する。併せてCDやタオルなどのグッズ販売も模索していくという。
【九郎田宏之】
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