新三河タイムス社

愛知県豊田市にある新聞社。豊田市、みよし市の情報を発信。

新三河タイムス第4489号(2013/07/25発行)

「キンブル」三河初進出 評判のディスカウント みよし根浦区画整理地内へ
来年9月完工 地域活性化に期待
名古屋市など尾張地方に4店舗を展開するディスカウントスーパー「キンブル」(名古屋市西区、資本金2021万円、櫟木博治社長)がみよし市三好根浦の土地区画整理地内に「みよし店」を建設することが分かった。
同店は低価格と多様な商品、広い店舗で知られ、三河地方には初進出。新店舗予定地は東名高速道三好IC西北200㍍の市土地区画整理組合が整地した一画。
20130725キンブル2
1万2528平方㍍の敷地に建物は鉄骨造2階建、延べ約9583平方㍍。駐車場330台。今年11月着工し、2014年9月下旬完成予定。総工費約17億円。
 同社は現会長の櫟木久助氏が名古屋で鍋、釜の行商から始め、1947年設立。当初は材木業だったが、寿司屋、居酒屋、ホテル、貸し別荘など他方にわたり事業を成功。25年ほど前からディスカウント・リサイクル業に転換した。
 現金決済で処分品、季節外れ品、倒産品を大量に仕入れ、破格値で販売し、CMもチラシ入れも一切しないが、知られるようになり、第1号店の市内店(名古屋市西区)が交通渋滞を起こすほど手狭になったため、代替の郊外店の適地を数年前から探していた。
 東名高速道三好IC脇の同地が条件にかなうと交渉の末、話がまとまった。
 同地は三好根浦特定土地区画整理事業(面積約7万6000平方㍍、組合員約350人)の一画で、同事業は93年2月に設立認可。当時の三好町が東名高速道三好ICー(93年3月供用開始)を地元負担で建設開通させたのに伴って、計画された。
 一帯は、工業団地、郊外店舗、住宅地などとしてすでに9割以上が開発済みで、残りは保留地2筆。
【鬼頭直基】


創業半生期 盛大に祝う
ノノヤマ洋服 名門時習館高で採用

20130725ノノヤマ
学生服販売のノノヤマ洋服(豊田市若林東町棚田、野々山雅博社長)はこのほど、ホテルトヨタキッャスル(喜多町)で創業50周年記念式典を開いた。会場に駆けつけた取引業者や地域関係者ら100人から祝福を受けた野々山社長は「不易流行で基本を大切にしつつ時代の変化に対応しながら、会社をさらに輝かせる」と決意を示した。
 同社は現在、県内80校ほど高校の制服販売指定業者。少子化に加えて合格発表から入学式までの時間が短く、扱いが難しい高校制服に特化することで独自性を発揮。節目を祝うように開校120年を越える県内屈指の伝統校、時習館高校の制服改定に伴い、今年度から同社の提案が採用された。
 来賓出席した田端稔理事長はかつて同社の地元高岡支店に赴任した。「企業が50年続くのは大変なこと。社長のあいさつを聞いていると先代と変わらず、創業の精神が脈々と受け継がれていることが確認できて安心した」と祝辞を述べた。
 野々山社長は「幼いころから会長たちが寝ずに働く姿を見てきた」と感謝した上で「多感な時期に同じ制服を着ることで仲間との絆が生まれるだけでなく、オンとオフの切り替えができる。こうした人間の成長をお手伝いできるのがうれしい」と高校の制服販売の意義を訴えた。
 また祝賀会で野々山勝章会長は創業当時の苦労話を振り返った。「当初指定店は豊明の星城高校1校のみだった。新規開拓の合間に草取りやトイレ掃除などをさせてもらい、そうした姿を見た豊橋の学校を紹介していただき取引につながった」。半世紀続く企業の礎を垣間見た。
【後藤真一】


郷土料理「あんぼ」に舌鼓 
小渡小児童 手作り体験「香ばしくて美味しい」

20130725あんぼ
旭地区で21日から始まった活性化イベント「夢かけ風鈴まつり」を前に豊田市小渡小学校(酒井容子校長、児童43人)の6年生児童7人が16日、まつりで販売する地元に伝わる「あんぼ」と呼ばれる郷土料理作りにチャレンジした。
 あんぼは、炊いた米をつぶして直径7㌢、厚さ2㌢ほどの円形に形を整え、串に刺してしょうゆ味のごまだれをつけて焼いたもので、30年ほど前までは同地区中心部・小渡町周辺でおやつとして親しまれていた。
 児童らはイベントを主催する「小渡の夢をかなえる会」(鈴木章民会長、会員37人)の指導を受け、炊いたご飯を手で握りながら円形に整え、竹串1本に2個ずつ刺していった。児童らは「熱い」と言いながらも楽しそうに作業を進めた。
 刺し終えたあんぼは火で焼き目を付け、しょうゆとごまを混ぜたたれをつけて再度火にかけた。完成すると子どもらは「美味しいね」と言いながらほお張った。給食の時間には6年児童の手によって各学年に運ばれ、全校児童が味わった。
 原田朋佳さん(11)は「炊き立てのご飯で握るのは熱く大変だったけど、面白かった。五平餅と違ってごまだれが香ばしくて美味しかった。家でも挑戦したい」と話した。
 小渡商店街一帯を会場に各家庭や商店が趣向を凝らした創作風鈴を軒先につるす「夢かけ風鈴」は8月31日まで開かれ、「あんぼ」は期間中の日曜に公民館で販売される。この日使用した原料のコメは6年生が昨年度、総合的な学習の中で地元住民の協力を得て、栽培収穫した。
【後藤真一】


モザイク画個展 自閉症の友広さん
72色 満開ズラリ

豊田市若宮町の友広桜さん(16)のモザイク画の個展が喫茶テシイア(小坂町)で開かれ、訪れる人の目を楽しませている。31日まで。
20130725モザイク画個展
31日まで 喫茶「テシイア」 「毎日描いて これからも」 
愛知教育大学附属養護学校(岡崎市)に通う桜さんは、自閉症の障がいがある。
 「絵が好きで毎日描いている」という桜さんは、中学生の時にノートにモザイク絵を描き始め、ノートが一杯になり、スケッチブックに描くようになった。スケッチブック25枚の両面にぎっしりモザイクが描かれている。現在7冊目。
 スケッチブックには同じ題材の絵が数枚ずつ続き同じ題材の絵を並行して描く。初めに形を描き、そこにモザイクを描き、色鉛筆で色を入れる。色鉛筆全色を均等に使用。ケースには同じ長さの色鉛筆が並ぶ。
 当初は24色の色鉛筆を使っていたが、15歳の誕生日に36色、16歳の誕生日に72色の色鉛筆を買ってもらい、桜さんの宝物となっている。
 豊田市在住の絵本作家で作曲家のこうむらゆきなさん(39)に3年前から絵を習うようになった。母親の妙さんは「生活の一部として続けていってほしい」と話す。
 こうむらさんは「個性を大切にしつつ、さまざまな画材に描き芸術を通して社会とつながっていってほしい」と話した。
 桜さんに「好きな絵は」と聞くと、しばらく困った表情で「気に入ったものはまだない。これから描きたい」と意欲を示した。
 月曜定休。午前7時半から午後7時。問い合わせはこうむらさん☎090-8327-4837.
【岡田さち代】


※その他記事については紙面にてご覧ください。


shinmikawa.png
(弊社公式ツイッター。フォローよろしくお願い致します)

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する