新三河タイムス社

愛知県豊田市にある新聞社。豊田市、みよし市の情報を発信。

わが街わが人~社会貢献~

行政、市民が気軽に話せる場を
ボランティア支援に尽力 守随純子さん


20130725わが街わが人

HPの立ち上げやチラシ作成などボランティア団体などのスキルアップを支援する「活動助っ人座事務局」の代表守随純子さん(68)=明和町=は、まちづくりに対して批判するだけの評論家ではなく、行動を起こすなど意欲的だ。
 2001年に臨時採用されたとよた市民活動センター(若宮町)で業務として活動者の中間支援をした。「3年契約で真剣に取り組んでいた仕事を途中で放り出すのは残念だった。自分たちの方が市民感覚に近く、民間なら細かくやれる」と04年に7人で立ち上げた。
 設立以来、地域会議の準備会を6カ月間かけて行い、高橋・美里地区などの地域に介入。会議の進め方や合意形成方法を伝授。行政の計画を知る機会のない市民と行政を結ぶファシリテーター役として「トークカフェ」を企画。行政と一緒のテーブルで話を聞き、互いに理解し合う場を提供した。
 市内の社会貢献活動団体の中から希望を募り、収益金を活動費として使ってもらおうと企画した「活動を元気にするチャリティーコンサート」は2月に3回目を開催。自分たちで活動費を生み出すためチャリティー出演者、実行委員団体と来場者の3者をつなぎ、事務局として会場の確保やチケット販売を行う。「活動を理解してもらった上で代金をもらい、気持ちよく社会貢献してもらう。お金では得られない大切なものを得られる」とメリットを語る。
 前回の収益で各団体に7万円ずつ手渡せた。今月からは早くも来年1月開催に向けた準備が始まる。「回を重ねるうちに豊田で注目されるものに成長してくれるといい」と夢を語る。
 活動の原点はガールスカウト。50年間所属し現在は愛知連盟長を務める。YMCAなど多様な仕事経験を経て「まちづくりは人づくり。人が変わらないとまちは変わらない。豊田市はお金ありきの活動が多く、市民も行政任せで〝自分事〟に捉えていない。自分たちのまちは自分たちでよくしていく市民が増えていかないとダメ」と熱く訴える。
 「今後はトークカフェを再開し、行政と市民が気軽に話し合える場をつくりたい」。現在事務局員は2人。「その分協力的」と優しく微笑む。
【瓜生佐由紀】

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