新三河タイムス社

愛知県豊田市にある新聞社。豊田市、みよし市の情報を発信。

わが街わが人~ボランティア~

体験通じて「出会い」「感動」
豊田てらこや会長 木戸泰彦さん


20130808わが街わが人

次世代を担う子どもたちに体験を通じて育てる「豊田てらこや」のテーマは「出会い」と「感動」。「人が成長するための1番の肥やし。最も大切」と会長の木戸泰彦さん(44)=穂積町=は熱く語る。
 不登校や引きこもりの予防策として精神科医森下一先生が始めた鎌倉てらこやに習い、青年会議所が設立。その後外部団体となり設立6年目。会員数は市内の小学生約500人、学生によるまちづくりの会の学生約60人、大人約40人に上る。
 大人が裏方で金銭面やメディア面を担当し、学生は純粋に行事を企画。「子どもたちが年齢の近い学生を見て、ああいうお兄ちゃん、お姉ちゃんになりたいと思う。学ぶとは、真似るが変化。大いに学んでほしい」と呼びかける。学生や大人、子どもの親にも学びがある。
 年間を通じ運動会などの事業を行い、恒例の夏合宿は17日から2泊3日で小学2-6年児童が松平町の高月院で集団行動を体験する。11月には初企画の学校対抗クイズ大会を行う予定だ。
 子どもたちがいつでも行ける居場所になればと昨年から月2回土日曜に「てらっこ塾」を開催。午前中は宿題などを持ち寄り「勉強」、午後は「遊び」を行う。「 行事で学生と子どもたちが気の知れる仲になっても1日のかかわりで終わってしまう。もっとかかわれる機会を作りたい」と現代版てらこやを目指し奔走する。
 企業の協賛も必須。「活動を知ってもらうのが一番。人とお金が継続しないと大きな活動ができない」と訴える。企業にスペースを提供してもらい、商品の売上の1部を活動資金として提供。「豊田てらこや自動販売機」を設置してくれる協賛企業を募集中だ。
 学生会の存続も重要な要素。「やれる学生が卒業し、新規の学生が入る繰り返し。いかにやる気にさせ、ハマってもらえるかが大切」と力を込める。5月には初めて学生のためのセミナー合宿を開催した。1泊2日でてらこやへの関わり方や子どもとの接し方などを伝授した。「思った以上に成果があり学生が変わった。今後も続けたい」と手応え。「昔は地域で子どもを見守った。元気で笑顔の子どもが増えたら」と今後も奮闘し続ける。
【瓜生佐由紀】

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