新三河タイムス社

愛知県豊田市にある新聞社。豊田市、みよし市の情報を発信。

わが街わが人~ボランティア~

外国人の視点盛り込み気配り
豊田の見所 英語で紹介 イルセ・クーネンさん


20130822わが街わが人

「身近にあるいいところを在日外国人に紹介したい」。豊田市内のお勧めスポットを英語で紹介するパンフレット「Enjoy Toyota Travelers’Guide」の第7弾を作成したイルセ・クーネンさん(28)=小坂本町=は流暢な英語で語る。
 市国際交流会(TIA)所属のボランティアグループ「E-FF」(井上ナナミ代表)の会員。1年半前に出身地ベルギーから夫の転勤で初来日。有意義に時間を使いたいと思っていたところ、友人から勧められ、活動にも興味があり入会した。
 有名な観光地は別として、既存のガイドのほとんどは日本語。地域ごとの外国語のガイドは見つけるのが難しい。市内に住む外国人に公共交通機関で行ける地域の見所を紹介しようとE同会が10年から作成。今回は体験や講習を通し交通安全に関する学習を行う交通公園「市交通安全学習センター」(池田町)版を作成した。
 作成期間は3・4カ月。事前準備から数えると約半年かかる。決定前には何カ所か候補地を見て回る。「作成場所を決めるのに苦労した。家族連れの友人から子どもと行けるところはないかと聞かれ決めた」と話す。
 パンフレットには利用方法、売店や飲食できる場所の有無など実際に訪れる人が知りたい情報が掲載、来日外国人が実際に体験した見所を紹介している。また公共交通機関での行き方や時刻表、バス停名などは日本語が併記され分かりやすく工夫。「ここはいろいろなアトラクションがあり、どれを載せるか選ぶのが大変だった」と苦労を語る。
 写真や図をふんだんに盛り込んでおり「友達に配っているが、在住の人や出張者から一般的なガイドに載っていないことも知ることができ、コンパクトにまとめてあるのに見落としがないと言われる」と好評。施設にも置いてあり、「ふらっと訪れた人もこれがあれば楽しめる」とPRする。
 シリーズは今回で完結。過去には古い町並みの残る足助や登山としても人気の猿投山版などを作成。「何度も足助を案内した。足助のガイドみたい」と笑う。9月に日本を離れるが「グループ活動の中では日本料理を作るのが楽しかった」と微笑んだ。
【瓜生佐由紀】

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