新三河タイムス社

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わが街わが人~教育~

子どもの興味聞き選択
31日まで読書相談 学校図書館司書 中西由香里さん


20130829わが街わが人

「利用者にありがとうございました、助かりましたと声をかけてもらえたり、人の役に立てた時に次はもっといい電子資料やパンフレットを持っていってあげたいと思う」。学校図書館司書の中西由香里さん(49)=岡崎市堂前町=は笑顔でやりがいを語る。司書の仕事を始めて7年目。以前は保育士として勤務する傍ら、岡崎市の小学校で教員補助者として働いていた。
 豊田市は2007年に「子ども読書活動推進計画」を策定した。学校図書館をさらに活用するため、学校に図書館司書を配置した。司書の数は年々増え、現在ではすべての小中学校と養護学校に置かれている。
 中西さんは初年度から勤務。市教育センター、下山中、益富中、高嶺小、平和小を担当。司書の活動は書架整理や資料の発注、修理、登録、展示や読み聞かせ、ブックトークなどの授業支援と幅広い。学校に訪問するのは生徒数に応じて決まっており、最大年間40日。「もう少し日数が多いと有効だと思う。授業支援や教材研究などでたくさん司書を活用してほしい」と語る。
 他市での勤務経験から「豊田市は教育委員会、中央図書館、郷土資料館など横のつながりが強く、連携がすごい。困ったことがあってもすぐに相談にのってもらえるし、先生や子どもたちの希望をじん速に叶えてあげられる」と熱く語る。
 31日までの夏休み期間中、市中央図書館で初めて学校図書館司書による読書相談を交代で実施、好評を得ている。「特に保護者から読書感想文や自由研究に向く本の質問が多かった。すべてこちらで選んでしまうのではなく、子ども自身に興味があることや入っている部活動などを聞き、子どもの話に耳を傾けて本を選んでいる」と話す。
 司書研修で他の司書と「図書館利用調べ学習ワークシート集」を2年間かけて完成させた。学校に配布しデータも配信。「必要なページを先生が学校や学年に合わせて加工して使用できる」と胸を張る。「今後は学校での図書館利用指導や調べる学習で使っていきたい。実際授業で使っていきながら、よりよいものに修正していきたい」と意気込む。常に笑顔で利用者目線を心がける。
【瓜生佐由紀】

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