新三河タイムス社

愛知県豊田市にある新聞社。豊田市、みよし市の情報を発信。

新三河タイムス第4494号(2013/09/05発行)

杜若高15年度から共学 地元中学からの要望高い
学校法人名鉄学園(名古屋市)が運営する豊田市平戸橋町の杜若高校(鈴木利介校長、生徒数477人)は2日、創立40周年の2015年度から男女共学化すると発表した。20130905杜若高校
「文理」「特進」で女子受け入れ
同校は76年創立の私立男子高校で、「至誠」を建学の精神に掲げ、これまで約9600人の卒業生を輩出してきたが、少子化の波や男女共同参画社会の動きなどから、時代に即応して創立40周年にあたる15年度から女子生徒も受け入れると、2日体育館で行われた2学期始業式で鈴木校長が全校生徒などに明らかにした。
 鈴木校長によると、県私学協会へは今年3月25日に共学化の申し出を行い、協会は7月12日の理事会で了承した。
 同校は一般の「総合コース」(各学年3クラス)と、国公立や難関私立大を目指す「文理コース」(同1クラス)、部活動と進学の両立を目指す「特進コース」(同2クラス)の3コースあるが、15年度からの女子新入生は「文理」と「特進」で受け入れる。
 同校は少子化の影響などで定員割れが続いており、生徒数はピーク時には約1400人いたが、最近は減少傾向が続いていた。
 鈴木校長は「豊田市は私立校が2校しかなく、中学校からは『女子の受け皿がない』という声が多かった。きめ細かい指導は評価されており、女生徒も進学などの夢を叶えてもらいたい」と話している。
 愛知県内の男子高校は東海と名古屋の2校だけとなる。
【鬼頭直基】


中国人女性ら4外国人 不法残留で逮捕 いずれも弁当詰めパート
過去3回摘発の会社で働く

20130905不法残留
豊田署などは8月27日、24歳から38歳の中国人女性2人、フィリピンとネパール男性の計4人を入管難民法違反(不法残留)で逮捕したが、4人はいずれも豊田市柿本町の給食・弁当製造会社でパート従業員として働いており、詳しい経緯などを調べている。
 4人は2008年3月-12年4月に通訳、技能実習、観光目的で入国したが、いずれも在留期間を超えて5カ月から4年5カ月間、不法残留していた。
 調べによると、4人は同社工場で弁当の詰め込み作業をしており、ほとんどが深夜から朝11時まで時給750円で働いていたという。月収15-20万円で、いずれも同市内のアパート住まい。
 室内は冷蔵庫内も含め最小限のものしかないが、働きぶりは真面目で、母国に子どもらへの仕送りをしていた。
 同社へは口コミで外国人を採用してくれるとの情報を得て、働くようになったらしい。
 同社は企業や施設に給食・弁当を供給する豊田市内大手の会社で、従業員120人。一方で08年から今年1月までの間に同社従業員が入管難民法で3回摘発されている。
 逮捕時、別の中国人女性は資格外活動で摘発され、さらに他に外国人2人がいたが、定住者で問題なかった。
 電話での問い合わせに会社側は「社長は不在で詳しいことは分かりません」と言うが、同署などでは、さらに詳しい経緯を調べる。
 なお豊田市によると、今年7月末の同市の外国人は1万3247人(うちブラジル人5255人、中国人2830人など)。08年の1万6800人がピークだった。愛知県内では名古屋市、豊橋市に次いで外国人が多い。


PR大使 産業フェスタでデビュー
期間は1年間 豊田の魅力内外へ発信

20130905PR大使
豊田商工会議所、豊田市などでつくる、とよた元気プロジェクト実行委員会(委員長=三宅英臣会頭)がこのほど任命した「とよたPR大使」、団体職員の鈴木華子さん(22)、大学1年の川治明恵さん(19)が28、29日、豊田スタジアムである「産業フェスタ」でデビューする。
 とよたPR大使は実行委員会が豊田市在住、在勤、在学する人を対象に募集。選ばれた2人のPR大使は1年間、地域イベントなどで豊田市の魅力を市内外に発信する。
 58人の応募の中から書類と面接による選考を経て、2人に決定した。豊田商工会議所であった任命式で2人に賞金20万円とトヨタ自動車などから提供された副賞を贈呈した。
 三宅委員長は「2人には地元への強い愛着が感じられる。市民が誇りを持って来訪者を呼べる地域にできるよう豊田市のイメージアップに努めてほしい」と期待を込めた。
 鈴木さんは「世界から足を運んでいただけるように頑張る」、川治さんは「さまざまな魅力を発信したい」と意気込みを語った。
 PR大使はとよた産業フェスタから本格的に活動を開始。その後はイルミネーション点灯式(11月16日)、豊田マラソン(同17日)、とよたビジネスフェア(14年3月6-7日)、おいでんまつり(7月26-27日)を予定している。
【後藤】


御幸本町/海陽中2年 河合君報告
「少年少女国連大使」としてニューヨークの国連本部などを訪れた豊田市御幸本町出身の海陽中等教育学校(蒲郡市)2年、河合陸人君が27日、市役所を訪れ、幸村的美副市長に報告した。河合君は「なかなかできない貴重な経験をさせていただいた。この経験を生かして将来は世界をまたにかけるジャーナリストになりたい」と笑顔で語った。
20130905国連大使
少年少女国連大使 NY訪問 日本本部で意見発表
少年少女国連大使は、国際社会の現状に対して問題意識を持ち、国際協力に貢献できる人材の育成を目的にした日本青年会議所(JCI Japan)の事業。全国から中学生20人を選び、7月22-28日の日程で派遣した。
 河合君は、豊田青年会議所に所属する不動産管理業、河合克彦さんの長男。トヨタ自動車やJR東海が将来のリーダーを育成するために立ち上げた海陽中等教育学校で学んでいる。「歴史の授業で国連にユニセフなどの歴史に興味を持ち、現地で学べる機会はなかなか得られないと思い、応募した」(陸人君)
 現地では米国・ニューヨークでホームステイしながら、国連本部や国連基金、国連児童基金などを見学し、国連の歴史や取り組み、考え方などについて学んだ。
 また、日本政府代表本部で貧困の撲滅やジェンダー平等の推進など8つの目標を掲げる「ミレニアム開発目標」に関する意見も発表した。
 最も印象に残っている点について河合君は「国連本部会議室で大勢の国連関係者やJCI関係者の前で仲間たちとプレゼンした時、スタンディングオベーションで讃えていただいた。またプレゼンの途中で詰まってしまった仲間がいたけど、皆さん優しく拍手で励ましてくれたこと」という。
 副市長を訪れたのは、河合君をはじめ豊田JCの川合雄造理事長、佐藤栄亮同専務理事、安本拡人同JC会員で日本青年会議所国際グループグローバルネットワーク確立会議委員ら6人。
 10月には母校の大林小学校で体験を報告する。河合君は「世界で多くの人々が極度の貧困、飢餓、紛争で命を落としている。ニューヨークで学んだことを伝えたい」と話した。
【後藤真一】


WINDERS 全国入賞目指す/少年少女創造大会 豊田地区予選優勝
豊田少年少女発明クラブによる「第4回全国少年少女チャレンジ創造コンテスト豊田地区予選」で「WINDERS」チームが優勝した。北米で5月末あった頭脳オリンピック「OM大会」にも出場したメンバーは「最後の追い込みが効き優勝できて嬉しい」と喜んでいる。
20130905発明クラブ
5月の北米 頭脳五輪出場 異なる中学同士 切磋琢磨
チームのメンバーは高橋中2年伊藤晃君、竜神中2年小倉侑記君、みよし北中2年茅野峻佑君。
 豊田地域文化広場(西田町)で行われた予選には3組が出場。課題は「からくりパフォーマンス・カー」。「地域の紹介」をテーマにからくりパフォーマンスを行う山車を動力車が接続・牽引し、八の字コースをパレード走行する動作制御をチームで競った。
 作品は「祝・世界遺産登録」。日本の代表的な鳥タンチョウヅルの親鳥の口から富士山が現れ、その後にひな鳥が羽ばたきながら世界遺産登録を祝う。その山車を柴犬が前足や首を動かしながら牽引した。
 3人はクラブが募った「OM大会」にも7人チームで出場。別の中学だが「毎週末に集まるので自然と仲良くなった」と笑う。大会は9位に終わったが、「実力が出し切れず悔しかった。違う競技だが、メンバー内でチームを作って応募したかった」と伊藤君は語る。
 アイデアが浮かんだのはその時訪れたアメリカの博物館。「面白いなと思って見ていた。羽ばたく鶴が出てくるのに感動。そこを真似てオリジナリティを加えた」と伊藤君。
 6月ごろに構想し始め、作成は夏休みから。期間が終わっても完成せず、集まって1日中作成することもあった。工夫したのは、からくりで鳥が羽ばたく構造を作り自然な動きを表現した点。「予期せぬトラブルに見舞われたりするのが苦労した。本番に確実にできるようにするのが大変だった」と口をそろえる。
 ものづくり離れの中、全国一の会員数を誇る同クラブでの活動が楽しみな3人。「ものづくりの楽しい点は自分で考えたアイデアが実行に移せ、やりたい動きまで変化をつけていける」と話す。
 選考結果で11月に東京で開催の全国大会に出場できるが、3人は「全国大会で何かの賞に入賞したい」と早くも意気込む。
【瓜生佐由紀】


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