新三河タイムス社

愛知県豊田市にある新聞社。豊田市、みよし市の情報を発信。

新三河タイムス第4495号(2013/09/12発行)

始発を特急化 通勤通学に対応
みよし市営さんさんバス 全便で所要時間短縮

20130912さんさんバス
みよし市営の「さんさんバス」が10月1日からダイヤと走行路線を一部変更する。バス停の一部を廃止し、全便で始点から終点までの所要時間を15-20分短縮したほか、第1便に限り特急化を図った。
 さんさんバスは市内を南北に、生活路線(さつきちゃん)と交流路線(くろまつくん)の主要2路線で運行。利便性を高めるためすべての便で「根浦」「東名三好」のバス停を廃止。第1便では「みよし市役所」や「アイモール・イオン三好店」「豊田厚生病院」など路線別に3-6のバス停を通過する。
 特急化は通勤・通学の時間短縮がねらい。早朝時間帯に閉鎖している施設前のバス停を通過することで35-45分の時間短縮につなげた。同時に始発時刻を各20-30分遅らせる。
 廃止する2つのバス停には新たにタクシー乗り場を設置し対応した。
 また、午前9時から午後6時の間に1便増やすが、利用者が少ない午後6時以降を1便減。午後8時と9時台の運行をなくし、最終便はすべて午後7時台に繰り上げた。
 さんさんバスは2001年に運行開始。昨年4月、現ダイヤと走行路線に変更し、台数も4台から6台に増やしていた。担当する企画政策課は「実車や市民アンケートの中で時間がかかるという意見が多かった。より市民が使いやすいよう改善を続けたい」と話している。
【九郎田宏之】


内なる国際化目指す 中国人学生が職場体験
ホーメックスが初実施

20130912ホーメックス
 廃棄物処理やビルメンテナンス、指定管理者としての施設運営などを展開するホーメックス(錦町、餅原幹也社長)で世界的なNPO法人アイセック・ジャパン(東京)のインターンシップ制度を利用し、中国人大学生が職場体験を行っている。同社は「地域密着ビジネスが柱だが、今後国際社会を意識した事業を展開したい」と初実施。「海外に行くだけが国際化ではなく、日本にいながら外国人と仕事をすることで刺激が与えられたら」と期待を寄せる。今回の試みを再検討し、今後の導入を決める方針。
 8月8日に来日して1カ月あまり。上海対外経済貿易大院生の湯亜琴さん(23)は18日の帰国が迫り、「社員の皆さんがここまでお客さま第一に考えていると知り、驚いた。仕事への意識や責任感の高さ、丁寧なサービスなど学ぶことが多かった」と振り返る。
 湯さんは安徽省出身。日本のアニメや文化に興味を持ち、パナソニックで働く親類の勧めなどもあり、大学進学を機に6年前から日本語を学ぶ。来年3月の大学院修了を前に「この目で日本と企業の様子を見てみたい。特に中国の環境問題は深刻でこの分野でホーメックスは先進的な取り組みをしていると知り、日中の違いを見たい」とNPOのインターシップを通じて同社に応募した。
 この1カ月間、湯さんは廃棄物処理や指定管理者制度で委託管理を受ける公共施設での仕事ぶりなど現場を見学。会社概要やごみの分別方法などを中国語に訳し、中国人が営む飲食店への飛び込み営業にも同行。「これまで日本語の案内を置いてくる営業で遠慮気味だった店に対し、中国語で説明し数人のオーナーが聞いてくれた」(同社)
 これまで中国の大手自動車会社・奇瑞自動車で日本人の技術部長の通訳をしたり、浦東国際展覧センターでの展示会で通訳をするなど日本語能力に磨きをかけてきた湯さん。昨年は上海の語学学校の講師として9歳から51歳の生徒を相手に日本語を指導した。「日本語や文化にかかわればかかわるほど好きになる。もっと勉強したいという意欲が高まる」と話す。
 企業規模を問わずより良い人材を採用するためインターンシップによる大学生の職場体験は花盛りだが、海外から採用するのは珍しい。同社がタイ・バンコクに現地法人を立ち上げるなど国際化を進めていることも背景。「1人外国人が来ることで1度に大勢の人が触れられ、考え方を知ることができる」と同社。
 特に湯さんは日本人が何を考えているか空気を読み配慮しながら行動を取っていたことなどから同僚も優しく接した。「報道されるように中国人とひとくくりにするのではなく、人それぞれということを知ったことだけでも成果」と振り返る。
 「修了後は日本企業で働き、日中の貿易の仕事がしたい」と笑顔で話す湯さん。ホーメックスでの経験を糧に飛躍を目指す。
【後藤真一】


全国大会ベスト16入り 藤岡南中バスケ部
豊田市西中山町の藤岡南中学男子バスケットボール部が8月23-25日、静岡県で行われた「全国中学校体育大会」に出場し、ベスト16入りを果たした。学校創立3年目での快挙に加え、同種目で豊田市から全国大会に出場したのは28年ぶり。
20130912藤岡南中
学校創立3年目で快挙 光る個人技と息の合ったチームプレー随所
顧問の田村光弘教諭(30)は「表彰台には上れなかったが、それぞれ豊田の代表として精一杯プレーをしてくれた。彼らの努力が素晴らしい結果につながった」と晴れ晴れとした表情で振り返る。
 大会には各地区予選を勝ち抜いた24チームが出場した。8リーグに分かれ予選を戦い、上位2チームが決勝トーナメントに進出。藤岡南中は予選、得失点差で1位通過した。
 24日に行われた決勝トーナメント1回戦。関東ブロック代表豊野中(埼玉)と対戦した。
 藤岡南中は序盤からシュートが決まらず、リズムを崩すと、相手チームに終始ゴール下を制され、60-41のスコアで惜しくも敗れた。
 主将の3年、山本明人君は「全国は強いチームばかり。ひとつのミスで相手に流れがいってしまった。結果は正直悔しいところもあるが、予選を通じて自分たちのプレーはできた」と胸を張る。
 全国での表彰台は逃したものの、昨夏の新チーム発足から本大会への予選を兼ねて行われた東海大会で敗れるまで、公式戦33連勝。県大会決勝では52-51の接戦を制し優勝した。第4クオーター残り3秒までもつれた試合を粘り強く押し切った。快進撃の理由を田村教諭は「8年間中学バスケに携わっているが、公立中学でこれだけ強い子がそろうことは珍しい」と分析する。
 特に光ったのがレギュラーメンバーだ。
 山本主将をはじめ、郷祐人君、鈴木達也君、大島賢人君、青戸勇生君=いずれも西中山町=の5人は小学校時代からのチームメイト。全員がクラブチームにも所属しており、随所で息の合ったプレーを見せた。
 個人の能力も高く、山本君と184㌢の長身青戸君は今春、県選抜チームにも選ばれた。鈴木君は155㌢と小柄ながらガードとしてゲームをコントロール。得点頭の郷君と大島君は正確なシュートと鋭い速攻で攻撃を牽引した。  
 主戦力として大会を戦った3年生は夏で引退。今年のチームは5人になってしまったが、山本主将は「後輩たちには『全国ベスト8』を目標に頑張ってほしい」と期待を寄せる。
【九郎田宏之】


ツルツル滑り悪戦苦闘 則定小 魚つかみ挑戦
20130912則定小
 豊田市則定小学校(川合由美子校長)の全校児童37人が5日、学校近くの用水路で魚釣りや魚つかみに挑戦した。今年で6回目。
 児童らが自然豊かな地域に住んでいながら魚釣りなどの体験が少ない。自然を生かした体験をしてもらいたいと地域に住む岡田政昭さんが始めた。岡田さんは昨年亡くなったが、寺下文夫さん夫妻と小林時夫さん夫妻が遺志を受け継ぎ、学校アドバイザーで則定地域ゆめ推進委員会の川合秀弘代表の資金援助で開催。
 7月に5、6年が1,2年を則定川に連れていき、川探検を行い、魚の捕り方を教えるなど準備。前日からの豪雨で開催が危ぶまれたが、無事に行うことができた。
 せき止めた用水の水が濁り、中々釣れなかった。またまたつるつる滑るマスを苦労しながら素手で捕ったり、網を使って捕まえた。
 捕まえたマスは学校に持ち帰り、寺下さんと小林さん、岡田千賀子さん(故岡田政昭さんの妻)らの協力で塩焼きにして、児童らは給食時に美味しそうに食べた。
 5年生の岡田琉那さんは「網で1匹、素手で3匹つかまえることができた。来年は1年生全員が取れるように助けてあげたい」と話した。  
 川合校長は地域の協力に感謝。子どもたちの心の宝物として思い出に残り、故郷への愛着が増すことを願っている」と語った。
【岡田さち代】


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