新三河タイムス社

愛知県豊田市にある新聞社。豊田市、みよし市の情報を発信。

新三河タイムス第4499号(2013/10/10発行)

みよし市長選 小野田氏で一本化
今日にも出馬表明

11月10日告示、同17日投開票のみよし市長選で、同市の諸団体が現市教育長、小野田賢治氏(62)を候補者とし一本化へ向け最終調整している。出馬は確実と見られ、10日にも記者会見を開き正式表明する。市議会会派を中心に8月後半から候補者選びに奔走してきたが、告示日が1カ月後に迫り、各派が意見を統一。長引いた選考が決着しそうだ。
20131010小野田さん
元教育長 元町長の長男
これまで市議会最大会派の「新世紀の会」(伊藤邦洋会長、8人)と同第2勢力「みよし未来の会」(近藤義広会長、6人)からさまざまな候補者擁立が噂され、9月上旬ごろには選挙戦確実と見られたが、最終的には統一候補推薦でまとまった。その上で政党色が薄く、豊田市での経験も買って小野田氏に絞ったよう。同氏は教育長に就いて1年ということもあり、出馬をちゅうちょするとの見方もあったが、各方面からの出馬依頼を受けて決断した模様。
 小野田氏は1951年4月13日生まれ。同市明知町出身。愛知教育大卒。74年に教員になり、豊田市豊南中や美里中などで教べんをとった。02年には寿恵野小校長を、09年から12年まで末野原中校長を歴任。同市教育委員会専門監ほか、市内の小中学校の校長で組織する校長会長も務めた。昨年10月にみよし市教育長に就任していた。
 85年から93年まで第20代三好町長を務めた故小野田金章氏の長男でもある。金章氏は任期中、文化センター・サンアート(三好町)の建設や中部小の全面建て替えなどに尽力した。
 父子を知る人は性格的に似ていないとしながら、芯が強い部分は共通しているといい、「長年教師の世界でもまれた常識派。行政能力は未知数だが、政治家としての父親の姿を見ているはず」と評する。
 今日にも正式表明する段取りで、ある程度の政策素案も発表する見通しだ。
 8日現在、ほかに立候補表明を匂わせる人物はいないが、小野田氏が正式に出馬を発表した場合、対立候補を立てる陣営、個人が現れる可能性もある。ただ、告示日まで残り時間が少なく、今月17日には立候補予定者説明会もあるため、「無投票になる確率が極めて高い」と有力者らは見る。
【九郎田宏之】


豊田西高出身 専門家集団がコラボ
「相続税」問題 承ります

創立70周年以上の歴史を持つ豊田西高校出身で弁護士、司法書士、税理士などの国家資格を持つ「士業」の8人がタッグを組み1日、「愛知県相続サポート協会」(榊原英喜代表)を発足した。税制改正により2015年から相続税の基礎控除額が引き下げられ、これまで富裕層の問題というイメージが強かった相続税が一般家庭にも影響。それらの問題をワンストップで解決するために立ち上がった。
20131010榊原さん
弁護士、税理士など 15年の税制改正視野に立ちあがる
立ち上がったのは、税理士の榊原さん=東梅坪町=をはじめ、弁護士の松山剛久さん=元城町、司法書士の小野田祥司さん=朝日町、土地家屋調査士の鈴木伸幸さん=岡崎市元能見町、行政書士の浜田浩志さん=貝津町、社会保険労務士の中村浩二さん=広久手町、宅地建物取引主任者の後藤敦司さん=御幸本町、ファイナンシャルプランナー(保険会社)の中村肇洋さん=名古屋市東区。30代半ばから40代半ばの世代の異なる8人。
 ここ数年、豊田地区の「士業」の開業が相次ぎ、加えて豊田西高出身者が多いことから、2年ほど前から親睦を図り、「得意分野を生かしてコラボできないか」との声が高まり、行動を起こした。
 着目したのが「相続税対策」。15年の税制改正で基礎控除額が引き下げられ、相続税の税率構造が変わり、最高税率が引き上げられる。納税「者」も、納税「額」も増加する見込み。
 上表のように、相続人が1人の場合、従来の基礎控除額は5000万円+α(1000万円×相続人数)=6000万円。それが15年1月1日からは3000万円+α(600万円×相続人数)=3600万円。税理士法人の試算によると、相続税の課税割合は全国平均で現在の4%から6%へと拡大。ただし都市部では東京で13・53%、愛知で11・82%まで上昇。東京23区に至っては4人に1人が課税されるという。
 榊原さんは、すぐに相続対策をしなかったことによる不利益として①払わずに済んだ相続税の支払いで代々守ってきた財産を安い価格で手放さなければならなくなった②遺言を作っておけば防げた円満な親戚・家族関係の争いが起こった③亡くなった後に緊急的に対応しなければならずより多くの費用がかかる-などを挙げる。
 これまで相談を受ける時はすぐにでも対策を取らなければならないという差し迫った場合が多く、十分な対応ができないこともあった。法定相続人や費用、相続税はいくらか、など相続に関して不安に思っていることを解消するため、「愛知県相続サポート協会」では利害関係のない第三者として無料相談を行う。
 榊原代表は「相続は初めてのことばかりで分からない上、正確で新しい情報を入手することは困難。官公庁や銀行などへたらい回しにされるのを防ぎ、効率よく問題を解決するのに役立ちたい」と話している。
 問い合わせはフリーダイアル0120-326-701。
【後藤真一】


国連について母校で講演
海陽中2年河合陸人君 クイズ形式で工夫

20131010国連について
豊田市大林小学校(鈴木章夫校長、児童710人)の6年生120人が4日、「国連大使」に選ばれた卒業生から体験談を聞いた。
 卒業生は「少年少女国連大使」として7月にニューヨークの国連本部などを訪れた海陽中等教育学校(蒲郡市)2年、河合陸人君(14)=御幸本町。大林小には30人以上の外国籍児童が在籍、外国の子どもに触れ合う機会は多いものの、文化の違いが伝わりにくいことから活躍する先輩の経験を聞くことで子どもの視野を広げようと行った。
 河合君は寮生活で多忙な中、この日のために準備したスライドを見せながら国連の取り組みなどについて約30分間紹介した。「世界で7人に1人、これは何の数字かわかりますか。慢性的な餓えに苦しんでいる人の数です」などと具体的な数値を挙げ、クイズ形式で分かりやすいように工夫。6年生はメモを取りながら真剣に耳を傾けていた。
 吉田奈央さん(12)=大林町=は「関係ないことと思っていたが、話を聞き身近に感じた」。佐々木歩君(11)=御幸本町=は「今まで何となくは知っていたが、詳しい数字は知らなかった。これからは募金やエコキャップ集めなどやれることをやりたい」と話した。
 プレゼンを終えた河合君は「緊張してかんでしまった。説明の切り替わりが早すぎて書くのが追いつかない子がいた。今後機会があったら改善したい」と感想を話した。
 鈴木校長は「海外へ行った経験を語ってもらい、生徒に刺激を与えたい」と話した。
【瓜生佐由紀】


アイドルグループ仮デビュー
みよし市秋フェスタ ご当地グルメGP初開催

20131010みよしアイドル
みよし市三好町の文化センターサンアートで12日、「オータムフェスタ」が開かれる。商工会プロデュースのアイドルグループ「ピンクフォックス」が仮デビューするほか、ご当地グルメの代表を決める「メシ&スイーツグランプリ」を初開催する。
 ピンクフォックスは市内在住の高校生を中心に14-22歳の女性8人組。フェスタでは有名アイドルなどに歌詞を提供する多田慎也さん作詞の楽曲など2曲をダンスとともに披露する。出演は11時40分ごろ。11月3日の産業フェスタで本格デビューし、来年にはCD販売も予定しているという。
 メシ&スイーツグランプリには市内の飲食店など9店が出場。みよし市産の収穫物を最低1品使い、三好稲荷か大提灯をイメージさせるものが条件。サツマイモとバニラアイスを稲荷で包んだスイーツや、あんこ入り揚げフランスパンを稲荷で巻いたものなどアイデア料理を振る舞う。グランプリには認定書を発行。好評商品は産業フェスタにも出店する。
 鳥居鐐一会長は「アイドルグループにはみよしの魅力を市内外に発信してもらい、特産品づくりで市内飲食店の活性化につなげたい」と話す。
 フェスタは2010年から年に2回、春と秋に開いており、さまざまなイベントを企画する。今回はレトロをテーマに岡崎工業高が製作したトヨタ2000GTの実物大模型を展示。このほか豊田初のプロレス団体「豊田プロレス☆勇気」の試合などもある。
 入場無料。午前10時-午後3時。
 問い合わせはサンアート☎0561-32-2000。
【九郎田宏之】


東海学園大 学生で組織 みよし消防団情勢消防隊
全国出場 大学では初

軽可搬ポンプ操法の全国大会に県代表として出場するみよし消防団女性消防隊(東海学園大学機能別消防団所属)の激励会が7日、尾三消防本部みよし消防署(福谷町)で行われ、選手らは見事な操法を披露した。
20131010みよし消防
可搬操法は、軽可搬ポンプを5人で操作し標的に向け放水するもので、無駄な動きのなさとスピードを競う競技。隊員は実際に操作する5人に加え隊長と補助の2人を含む7人編成。
 全国大会は17日、神奈川県横浜市で41都道府県から代表が集まり、開催される。2年に1回の大会で、今回で21回目。
 メンバーは2年長谷川美結さん=名古屋市昭和区、伊藤理紗さん=土岐市、1年及川理奈さん=大垣市、坂本茉梨子さん=浜松市、安藤美雪さん=尾張旭市、村岸見咲さん=名古屋市瑞穂区、中村友紀さん=豊田市平戸橋町。
 同大(福谷町)経営学部は、2011年から地域やまちづくりを学ぶ加藤ゼミ(加藤實教授)を中心に学生による、災害時の後方支援を目的とする機能別消防団(団員30人)を結成、消防の出初式や市の防災訓練にも参加している。同ゼミは警察官や消防士を目指す学生が多く、防犯パトロール隊(隊員は消防団員を含む55人)も組織し、地域の小学校の下校時間の見守り活動などを実施している。
 出場する女性消防隊は今年4月に結成。大学1、2年生のメンバーらは当初、操法はもちろん消防の規律や礼式なども全く知らなかった。みよし消防署員の指導の下、100時間を超える訓練を重ね、最近では前回大会の上位チームのタイムが出せるようになってきた。
 加藤教授は「大学の消防団が参加するのも、大学生だけで結成されたチームが参加するのも大会初。若い世代が関心を持つきっかけになれば」と話す。
 指揮者の伊藤さんは「基準タイムを出し細かい部分に気をつけて頑張りたい」と抱負を話した。
 大会には久野知英市長をはじめ、市、大学関係者やゼミの仲間らがバスで応援に向かう。
【岡田さち代】

※その他記事については紙面にてご覧ください。


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