新三河タイムス社

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わが街わが人~生きがい~

知り合った「縁」大切に
太極拳講師 阿部千恵子さん

20131024わが街わが人

豊田市南部・西田町の地域文化広場で行われている「健康太極拳」が60代の団塊世代を中心に好評を得ている。講師を務める安部千恵子さん(61)=住吉町=は10年前に習い始め、2年半前から教室を開講。「太極拳を始めて体調がよくなった。心も明るくなり元気になった。習っていた時にいい仲間と出会い支えられた経験があり、体験したことをみんなにも体験してほしい。共に学ぶことでさらに深められ、自身のためにもなる」と魅力を語る。
 安部さんは元々武術に興味があり、30代のころは合気道をやっていた。年を重ねると肉体的に大変なため中断。その後太極拳を知り始めた。
 太極拳は副交感神経が有効に働き、リラックス効果が得られると医学的に立証されている。教室では2つの型を行っている。
 「八段錦」は中国に古くから伝わる健康養生法の一つで、腹式呼吸でゆっくり手足を動かす。1段から8段まであり、段ごとに効能が異なる。「24式太極拳」は24ある形をつなげて行う武術で、「鶴」と「蛇」の動きからヒントを得ている。24式行うとすべての経絡を開き、全てのツボを刺激するのと同じ効果が得られる。
 どちらもゆっくりした呼吸、動きで誰でもでき、リンパ、気、血液の流れがよくなる。足腰を使うのでバランス感覚が鍛えられ、健康予防に役立つ。2つの型を繰り返し行うが、安部さんは「毎回新しい発見があり不思議。仲間と一緒に行うことも重要。楽しんでもらい、知り合った縁を大切にしたい」と強調する。
 会員18人のうち男性は6人。休憩時にはお互いを「くん」「ちゃん」付けで呼び合い和気あいあいとした雰囲気だ。受講歴2年半の福岡恵美子さん(65)=清水町=は「人との輪が広がる。深い呼吸法などを教わりイライラや日常のストレスを忘れられる」。宇山直子さん(62)=清水町=は「元気な顔を見ると自分も元気が出る」と話す。
 安部さんは「誰が先生、生徒ということはなく、人生の先輩。自分は太極拳を早く始めただけ。経験豊かな人ばかりで勉強になる」と優しく微笑む。毎水曜2時半から4時。☎52-4579。
【瓜生佐由紀】

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