新三河タイムス社

愛知県豊田市にある新聞社。豊田市、みよし市の情報を発信。

新三河タイムス第4503号(2013/11/07発行)

苦情、激励など22件 名鉄トヨタホテルでメニュー誤表示
名鉄トヨタホテル(喜多町)がホテル内のレストランで伊勢エビと表記した料理にロブスターを使うなどメニューと異なる食材を使っていた問題で、ホテルには4日までに苦情や問い合わせが22件相次いだ。メニュー表示に関する法規制が曖昧なため「現場任せ」になっていた実態が明るみに出ているが、地方都市ではシティホテルといえども顔が見える「地域密着」が特徴なだけに、信頼回復に向けた地道な取り組みが求められる。
20131107名鉄ホテル
伊勢エビ 実はロブスター 確認後返金
名鉄トヨタホテルは1日、豊田市役所で記者会見を開き、ホテル内の披露宴で提供された婚礼料理と2店舗のレストランで、メニュー表示と異なる食材を使っていたと発表した。関西のホテルでの問題発覚を受け、内部調査したところ、中華の料理長から申し出があり、判明した。加藤範久総支配人(56)は「現場ではロブスターを伊勢エビと表記してもかまわないと誤って認識していた。信頼を裏切り、偽装と思われていても仕方ない」と謝罪。意図的な偽装は、きっぱりと否定した。
 発表以降ホテルには、過去に食事をしたお客から「私が食べた時期のメニュー内容や産地はどこだった」という確認や、「信用したのに、裏切られた気持ちだ」といった厳しい意見がある一方、「今後の取り組みによって信頼回復に努めてほしい」「変わらず利用するから頑張れ」といったホテルに対する期待や激励が寄せられた。
 今回、表示の誤りはエビのメニューを中心に9品、25コースにのぼった。
 婚礼料理は「リエール」「アガット」、和食と洋食、中華が選べる「ザ チョイス」の1万500-1万8000の5コース。2010年4月から伊勢エビや車エビと表示したメニューにそれぞれロブスター、ブラックタイガー海老が使用されていた。
 中華料理「桂林」では車エビや芝エビと表記した9品でブラックタイガーエビ、バナメイエビを使用。2005年3月から続いていた。
 コースメニューでも誤りがあった。日本料理「御河」は今年6月から和牛石焼き会席の「安城和牛」に仕入れができない場合、同価格の国産牛を使っていた。
 ホテルによると、食材費を抑えたり、安定的に食材を確保しようとして誤りを犯していたという。調理部門だけが把握して、メニューを表示する営業(サービス)部門には報告がなかったという。
 加藤総支配人は「事実の判明を受け、即刻表示メニューに適合した食材使用と、誤解の恐れのあるものの表記変更の徹底を図り、現時点ではすべて適正な商品を提供しています。今回の事態を重く受け止め、全社を挙げて再発防止に全力で取り組みます」と話している。
 利用状況を確認した上で返金に応じる。
 問い合わせは名鉄トヨタホテル「お客様窓口」☎0565-41-3531(土日祝日除く10-18時受付)
【後藤真一】


みよし市長選 小野田氏事務所開き
無投票の可能性も 選挙へ盤石体制

20131107みよし市長選
10日告示のみよし市長選に唯一立候補を表明している無所属で元市教育長の小野田賢治氏(62)が4日、明知町のJAあいち豊田・三好カントリーエレベーター内に選挙事務所を開いた。告示を前に小野田氏は「事務所を開き緊張感も増しているが、自分の思い、方向性は固まっている。それを分かりやすく市民に伝えられるよう整理したい」と抱負を語った。
 選挙戦では市民生活の充実を打ち出す構え。具体的には、産業の振興による生活レベルの向上や各行政区活動への補助、福祉・医療支援など8章23項目を政策に掲げた。また、長年教育に携わってきた経験を活かし、学校教育環境の整備のほか、新たな教育基本計画の策定に力を注ぐ考え。
 組織体制も磐石だ。小野田氏には市議会最大会派の「新世紀の会」、第2会派の「みよし未来の会」、公明党はじめ、連合愛知豊田地域協議会、あいち豊田農業協同組合など市内の諸団体が推薦する。近藤義広選対本部長は「成熟したみよしをつくるべく候補を中心に力を合わせて選挙に備えたい」とした。
 後援会によると、10日午前10時に同事務所で出陣式を行うという。
 なお、5日現在、立候補を表明しているのは小野田氏のみ。対立候補を模索していた市議会の日置孝彦議員も「(出馬依頼していた人物の)家族から同意を得られなかった」と擁立を断念。ほかにも無投票を嫌う声はあるが、実際に動きを見せる陣営はいない。告示まで残り3日。果たして結果は…。
【九郎田】


“親氏の歴史”演歌で
浜松市の浜北さん「戦国武将列伝」発売

20131107戦国武将列伝
戦国武将の人生をフューチャーした楽曲を多数歌う静岡県浜松市の演歌歌手、浜北弘二さん(65)がこのほど、新作アルバム「戦国武将列伝」PRのため、新三河タイムス社(西町)を訪れた=写真。浜北さんは「今の時代にこそ各武将の遺訓を見直してほしい。少しでも地域PRの役に立つことができれば」と話している。
 アルバムは13曲入り。豊田市松平町にゆかりのある「松平親氏」はじめ、「風雲桶狭間」や「本能寺」などすべて歴史歌謡を収めた。冒頭にはそれぞれ解説も入る。
 「松平親氏」は戦の最中、松平の里の平和を願った曲。98年に発売し、作詞は当時の松平東照宮司・中根善雄さんが手がけた。今回は発売あいさつのため豊田市も訪れた。
 浜北さんは81年に歌手デビューした。〝海の男〟を前面に押し出す荒々しい歌声が特徴。本業の傍ら、土日曜を中心に各地のイベントに出演している。93年に発表した「家康」が全国東照宮連合会推薦曲になったことをきっかけに、歴史にスポットを当てるようになったという。
 「多くの人に歌で歴史を伝えたい」と浜北さん。2年後には徳川家康没後400年を迎えるため、岡崎市で行われる関連イベントへの参加も予定している。
【九郎田宏之】


豊田のワイン愛好家 仏ワイナリー巡る 発足20年
20131107ワイン
自営業者やトヨタ系企業の役員などさまざまな職業の豊田市のワイン愛好家らでつくる「ワイン会」のメンバーが16日から9日間の日程でスペインやフランスのワイナリーを巡る。
 豊田市と名古屋市で飲食店の「神戸屋」グループを展開する須賀碩二社長の呼びかけで、今のようにワイン人気が高まる前の20年前に誕生した。さまざまな職業の人がワインをつまみにほぼ毎月定期的に交流。会員は出たり入ったりなどしながら長年にわたり定期的に行われている。「海外旅行や出張した際に現地で珍しいワインを買い求め、今度のワイン会でみんなで飲もうよなどと言っては会う機会を作っている(笑)」と須賀さん。
 ワイナリーを巡るツアーは2008年9月以来5年ぶり。スペイン・ブルゴスやフランス・ボルドーなどのワイナリーを見学・試飲する。また、須賀さんの甥で世界的に有名なフレンチの巨匠、ジョエル・ロブション氏の愛弟子として知られる須賀洋介さんがシェフを務めるロブションパリ店でディナーを堪能する。須賀さんは昨年末、13年ぶりに復活したフジテレビ系「アイアンシェフ」でフレンチのアイアンシェフに抜てきされた。
 決起大会が2日夜、神戸屋山之手本店(山之手)であり、参加者ら22人が気勢を上げた。石井由美子代表(57)=五ケ丘=は、夫がトヨタ自動車管理職でたびたび北米に出張した折には必ずといっていいほどワインを土産に買ってくるという。「美味しいワインを飲みながら利害関係の全くない異なる職業の人たちと語りあいながら時を過ごすなど自分の幅が広がると思って参加している。ツアーではワインを試飲しながら各地の土地土地の料理を食べ友好を深めてきたい」と話している。
【後藤真一】


川井郁子リサイタル  20日 市コンサートホール
20131107川井郁子
テレビでもおなじみの「ヴァイオリンの女神」川井郁子さんのヴァイオリンリサイタルが20日、豊田市コンサートホール(西町)で開かれる。
 曲目はピアソラのリベルタンゴ、モンティのチェールダッシュ、エルガーの愛の挨拶など。
 午後6時45分開演。全指定4000円(学生半額)。
 問い合わせは市コンサートホール☎35-8200
【読者プレゼント/読者2組4名様に上記リサイタルのチケットをプレゼントいたします。※応募の詳細は本紙をご覧ください(応募締切14日)】

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