新三河タイムス社

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豊田わが街わが人~夢~

認知度UPへ 18日催事企画
フェアトレード店 元城で営業 稲熊なつみさん
20130516わが街わが人
 5月の「世界フェアトレード月間」に合わせ、豊田市元城町の「anam」は18日、同店駐車場で関連イベントを開催。稲熊なつみ代表(34)=桜町=は「まだフェアトレードについて理解している人は少なく、この機会に少しずつ知ってもらいたい」と呼びかける。
 インドやネパールのオーガニックコットンでできた服や、どれ1つ同じものがないきめ細かな刺繍が入ったバッグ、手摘みの中南米のコーヒー。コンテナを改修した店内にはフェアトレード商品が並ぶ。
 フェアトレードは途上国や弱い立場にある生産者に対して公平な条件で貿易を行い、経済的な自立を支援することで貧困問題の解決や文化、伝統を守る考え方。「児童労働や売春は貧困から生まれる。女性の手仕事によって村に経済的な潤いだけでなく、誇りや自信をもたらす。無農薬の植物を使うことで排水といった環境面だけでなく手の荒れなど生きる環境にも貢献できる」と力を込める。
 稲熊さんは光が丘高校(国際コース)に進学。2年から豪州に留学した。「中学のころから留学を目指した。外に出るとさまざまな価値観を持つ人に触れ、幅広い考え方を持てると思った」と話す。帰国後、同志社女子大短大を経て、家業のアパレル店で働きながら、その間も海外に何度か渡った。
 フェアトレードは知っていたが、日本在住の英国女性が立ち上げた企業を知った。「売上の1部を現地の教育に充てる理念に共鳴した」と自ら開業することを決めた。「私のように海外に友人がいなければ海外に無関心。フェアトレードを通じて少しでも気にかけてもらいたい」と訴える。
 「ハッピーサイクルマルシェ」と銘打ったイベントではフェアトレードをパネルで紹介し、ネパールの子どもたちの教育支援のため使用済み切手を募る。また体にやさしい天然酵母の手作りパンや玄米、菓子などを販売。「地道な活動を続けていくことで豊田の地に考え方を根付かせたい」と瞳を輝かす。
【後藤真一】

≪情報はこちらから≫
anam fair trade&naturalさんのサイト

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