新三河タイムス社

愛知県豊田市にある新聞社。豊田市、みよし市の情報を発信。

新三河タイムス第4513号(2014/01/23発行)

クスノキも神社も残る 地区のシンボル保存「ホッとした」地元住民
豊田市駅前通り北地区再開発地区のほぼ中央にある喜多神社(喜多町)のクスノキの大木が元城町のエコフルタウン(低炭素モデル地区)に移植されることを先日、太田稔彦市長が表明したが、江戸時代の灯篭を含め、神社も再開発後、同所に残ることが分かった。同神社は夏祭りが開かれるなど地区のシンボル的存在で「挙母の歴史が残される」住民らは安どしている。
20140123喜多神社
北地区再開発の中心・喜多神社 210年前の灯ろう移転後に元に
喜多神社は1975年編さんの「豊田市史・神社一覧」によると、創建不明だが、天照大神を祀る「北町大神宮」で秋葉神社、津島神社も合祀する無格社。地元の氏子などにより建てられたという。
 境内にクスノキ2本があり、小ぶりの1本は立ち枯れ状態だが、高さ171㍍、幹周り3㍍の1本は調べたところ樹齢150年だった。
 地元の古老らは子供のころ、枝にぶら下がったり、ブランコで遊んだりしたこともあり、再開発で地下駐車場建設などから伐採が検討されたとき、惜しむ声もあったが、一時は「やむなし」と判断。
 豊田市は環境都市の取り組みを示すエコフルタウンの第2期工事で中山間地の住宅や環境保全をアピールする展示物を建設中だが、そこへ山林が7割を占める合併した〝新豊田市〟の緑のシンボルとしてクスノキのうちの1本を移植することを決め、費用1000万円を来年度予算に計上する、と先日、太田市長が発表した。地元自治区長と土地所有者のJAあいち豊田(柴田文志代表理事組合長)から理解を得た。同時に市民からの寄付を募ることで財政的負担を減らし、市民へのシンボル意識も植え付けることも付け加えた。移植は根付きやすい6月を予定している。
 「クスノキの件が出てから3カ月間かけて検討。地権者らから『残せるものなら残したい』との意向を受け入れた。『移植前』の募金への協力と『移植時』の道路通行止めへの理解、無事な搬送の見守り、『移植後』の来場者による励ましで愛着心を深めたい」(太田市長)
 一方、地元の3区自治区(中根宏之区長、約600世帯)では再開発後も〝氏神様〟の存続を願っており、北地区の地権者などで組織する再開発組合(河木照雄理事長)も地元の意向を汲み、工事でいったん移設するが、施設完成後はほぼ元の場所に戻すことを決めた。
 境内の現在の面積は252平方㍍で社や山車を収める山車蔵、鳥居、狛犬、灯篭などがある。
 社以外は、いったん別の場所に移動させるが、新施設完成後、ほぼ元のスペースに戻される。社は祠規模に縮小されて新築される予定。
 特に灯篭は「享和3年(1803年)」「北神社」の刻印がある211年前の古いもので、地元では「指定記念物ではないがこの地区では歴史的なもの。保存されることで挙母の歴史が残されることになった」と安どの表情。
 再開発組合事務局は「古い石造物で、耐震などで問題のあるものは分からないが、基本的に残す方向で検討している」と話している。
【鬼頭直基】


人材育成テーマにシンポ
豊田市議会26日 高橋中京大教授が講演

豊田市議会(杉浦弘高議長)がまちづくりについて市民と共に考える「シンポジウム」を26日、崇化館交流館(昭和町)で開催する。講師にロサンゼルス五輪選手で中京大スポーツ科学部教授の高橋繁浩氏を招き「人材を育てる-地域スポーツと大学の連携」をテーマに話をする。
 誰もが生涯を通じて気軽にスポーツに親しみ、楽しめる「生涯スポーツ社会」を実現し、市民が明るく活力に満ちた生活を送るため、地域ぐるみで行うスポーツ推進、体力向上、健康増進の取り組みについて考える。
 シンポジウムでは高橋氏の講演に続き、高橋氏をコーディネーターに豊田市体育協会の梅村正幸事務局長、朝日丘スポーツクラブの三田博司事務局長、市学校教育部の平吹洋子指導主事、安藤康弘市議らをパネラーにシンポジウムを開く。
 午後2時から4時。
 先着150人。申し込み不要。
 問い合わせは同議会事務局☎0565-34-6665。
【後藤真一】


足助地区 山間地のまちづくりモデルに
移動スーパー「おいでん便」 買い物で地域活性化

20140123移動スーパー
訪問医療の仕組みも
豊田市足助地区で移動スーパー「おいでん便」の運行が昨年10月始まった。軽トラック2台に食料品、日用雑貨などを積み、週に5日、地区内各所の決められたルートを回る。買い物難民救済が主な目的だが、地元商店街の活性化や高齢者の健康促進も期待される。事業を企画した足助商工会では地域内消費を促し、高齢化や過疎化が進む中山間地の新たな「町づくり」モデル事業として根付かせたい考えだ。
【九郎田宏之】


新体制始動 真価問う
愛知中央JC賀詞交換会 八田理事長が所信

20140123JC.jpg
みよし、日進、長久手、東郷の3市1町の若手経営者らでつくる愛知中央青年会議所の2014年度賀詞交歓会が16日、日進市の岩崎台倶楽部グラスグラスであり、今年度の新役員や事業計画などを発表した。第34代理事長に就いた八田健一新理事長(ほけんライフ=東郷)が力強く所信表明。スローガンに「真価-次世代へのソリューション-」を掲げ、改めてJCの存在価値を追求すると誓った。
【九郎田】


華やかなファッションショー 松平高3年研究発表会
生活情報化 日頃の成果披露

20140123松平高校
 豊田市鵜ケ瀬町の松平高校(阿知和聖二校長、生徒579人)の生活情報科3年37人が11日、松平交流館(九久平町)で発表会を行い、1年間の研究の成果を披露した。
【岡田さち代】

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