新三河タイムス社

愛知県豊田市にある新聞社。豊田市、みよし市の情報を発信。

わが街わが人~社会貢献~

喜ぶ笑顔がエネルギー
バルーンアート団体代表 永谷永一さん


20140123わが街わが人

色とりどりの風船で花や犬、刀、ドラえもんなどを次々と手際よく完成させていく。代表の永谷永一さん(73)=志賀町=らが2012年にバルーンアート「キュート12」を設立した。
 名古屋市生まれ。瀬戸で陶器関係の仕事をしていたが、30歳の時にトヨタ自動車に転職、69歳まで勤務した。トヨタ労組が設立したボランティア団体TUV「どこでもギバー隊」の会員として現在も活躍する。
 TUVの会員の中にバルーンアートをやっている人がいたことが設立のきっかけ。「見た時に自分もできるかなと思い3人で立ち上げた」と振り返る。団体名は設立年から名付けた。現在会員数は17人。うち男性は6人。年齢層は30代から70代で会社員やパート社員などさまざまだ。
 作ってあげるのではなく、なるべく触れて体験してもらうよう配慮。「親子で参加するとお母さんでもできたと親子のコミュニケーションが図れる。イベントでなら大人が作成した風船の帽子をかぶっていても恥ずかしくない。多くの人に楽しんでもらいたい」と優しく微笑む。
 作成方法は「見よう見まね」。ネットで調べたりもした。作る時のコツは「おっかなびっくりしないこと」。割れるかなと心配しながらではなく思い切ってやる。頭の中でバランスを考えながら作るのも重要だ。
 「作ったものが素人だと言われるといけない。みんなが自信を持ってやれるように」と昨年7月には東京から講師を招き、講習を受けた。バルーン作りの基礎と新たな足がかりとなる高齢者リハビリに役立つ技術を学び、会員のレベルアップを目指す。
 「皆さんが喜んでくれて笑顔になってくれた時が嬉しい」とやりがいを感じる一方、「公演先が重複することがあるのでメンバーを増やしたい。自身が楽しんでやってくれる人がいれば大歓迎」と課題を笑顔で語る。昨年は市内の交流館やこども園など60カ所で公演。今年もすでに11月の予定が入るほど引っ張りだこだ。 「今後は高齢者に体験してもらい、バルーンを使った健康づくりに力を入れていきたい」。自分も会員も参加者も楽しいよと笑った。
【瓜生佐由紀】

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