新三河タイムス社

愛知県豊田市にある新聞社。豊田市、みよし市の情報を発信。

わが街わが人~社会貢献~

手芸品提供し障害者支援
13年ボラ功労者 厚労大臣表彰 小宮みよ子さん


20140130わが街わが人

 「自然に続けていたら表彰してもらえ嬉しかった」
 「東山グリーンエコー」代表、小宮みよ子さん(74)=岩倉町。30年にわたり福祉施設の訪問や障害者団体の作業活動の補助を行うことで障害者などの社会参加支援活動に尽力。2013年度ボランティア功労者厚生労働大臣表彰を受章した。
 1つひとつ刺繍を施した布巾やバックなどの袋物、鍋帽子、エプロン、綿のボールなどを月2回集まり作成してバザー用として障害者支援施設「ユートピア若宮」(錦町)に提供。毎年12月には「ケアハウス豊田」にクリスマスカードを作り訪問している。
 73年に東山小学校PTAのコーラスグループとして発足した。83年にボランティアセンターに登録し、合唱団として社会福祉協議会に所属する団体にコーラスを披露していた。00年にコーラスを辞め、手芸品を提供する現在のスタイルに転向。現在会員は14人。50代から70代までの女性で約半数がコーラス時からのメンバーだ。
 小宮さんは神奈川県横浜市出身。同郷の夫との結婚を機に豊田市へ移り住んだ。転勤で1度は市外に出たが、80年に子どもの転校先の同会に入った。「中学、高校の時に聖歌隊に入り歌が好きだった」と振り返る。 地域住民とかかわる中でやりがいも多い。「人が喜んでくれる姿を見ていると嬉しく、逆に自分がもらうものの方が多い。カードを作って持っていき、おじいちゃんたちが泣いて喜んでくれるともっといいものを作ろうと思う」と笑顔。
 途中グループが転換した。「パート別に人がそろわないとできないコーラスが、メンバーがそろわなくなってきた。コーラスの時から活動費を作るために手芸品を作り、バザーをやっていた。独身のころから刺繍を習っていて手芸が得意だったから」と微笑む。
 「高齢化」が課題。「新しく若い人が入ってきてくれる兆しがないので手作業が好きな人が入ってくれると嬉しい」と笑顔で語る。
 「今後は余分な力を使わず肩の力を抜いて頑張らない精神で続けていく。依頼されることが多く、頼まれたら断らないけどね」。
 40年に向け歩き続ける。
【瓜生佐由紀】

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